片貝木綿
新潟県小千谷市片貝町で250年以上の歴史を持つ
「紺仁工房」で織られた片貝木綿の着物
宝暦元年(1751年)、越後の国浅原の荘片貝(現在の小千谷市片貝)で初代松井仁助が藍染めをはじめました。以来十一代250年以上にわたり、雪国越後の厳しい気候風土に育まれながら、伝統の技を受け継いできました。
片貝木綿は、昭和20年代に柳宗悦の提唱した民芸運動の一環として、宗悦の指導の下で出来た、独自の織物です。「用の美」つまり実用に即して作り上げられた道具の中から美を発見しようとする運動の中で産声をあげました。
片貝木綿は、経糸、緯糸共に単糸使いに最大の特徴があります。しかも経糸には、3種類の太さの違う糸が、規則的に配置されています。これは表面が平面的にならないようにする工夫で、着た時に同じ太さで織ったものとは違い、太い糸の凸面だけが主に肌に触れ合います。ですから、さらりとしていて、べとつくようなことがありません。
このように糸と織りに最大の特徴がありますが、色柄も数百種類あり、お気に入りの色柄に出会えることは間違いなしです。これも片貝木綿の特徴のひとついえるでしょう。
着れば着るほど柔らかくなるのが片貝木綿です。片貝木綿独特のやさしい肌触りを味わって下さい。
綿100%
18,900円〜(税込)
経糸:綿100%
緯糸:綿50%
麻50%
21,000円〜(税込)
○写真の商品は売り切れる場合もございます。他の色柄も多数ご用意しています。
日本の着物紹介リストに戻る |