童謡「とうりゃんせ」発祥の地。
昔、誰もが口ずさんだあの唄は、ここ三芳野神社で生まれました。

三芳野神社は、川越城の鎮守として、寛永元年(1624)時の城主酒井忠勝のよって再建されたといわれています。
優美な権現造りの社殿は、名前の由来となった「三芳野天神縁起絵巻」とともに市の指定文化財になっています。

川越城内にあったため、一般の人の参詣は難しく、「とうりゃんせ」はその様子が歌われていると伝えられています。

♪とおりゃんせ、とおりゃんせ♪ここはどこのほそみちじゃ♪てんじんさまのほそみちじゃ♪ちょっととおしてくだしゃんせ♪ごようのないものとおしゃせぬ♪このこのななつのおいわいに♪おふだをおさめにまいります♪いきはよいよいかえりはこわい♪こわいながらも♪とおりゃんせ、とおりゃんせ♪

細い参道から「とうりゃんせ」の歌が聞こえてきそうです。

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